俺はまだ子供だったからか、単純に親切心でその子に教えてあげた
「ゆりちゃんの肩が痛いのって、後ろの人がずっと肩を掴んでるからじゃないの?」
『私の後ろって壁しかないじゃん。もう、あきら君変なこと言わないでよ!』
「本当だって!だってその子の手から血が出てるもん!」
この後、ゆりちゃんは『いい加減にしてよ!』と怒鳴って、しまいには泣き出してしまい完全に俺はクラスで悪者となってしまった。
さらに悪いことには(?)ゆりちゃんの親がPTAの会長であり両親とともに菓子折りを持って謝罪に行かなければならなかった。
「ゆりちゃん、ごめんなさい。」
『いいよ、仲直りしよう。』
ゆりちゃんは少し泣きながらも許してくれた。
ただ、その間もずっとあの手はゆりちゃんの肩をキツく掴んでいた。
「ゆりちゃんの肩が痛いのって、後ろの人がずっと肩を掴んでるからじゃないの?」
『私の後ろって壁しかないじゃん。もう、あきら君変なこと言わないでよ!』
「本当だって!だってその子の手から血が出てるもん!」
この後、ゆりちゃんは『いい加減にしてよ!』と怒鳴って、しまいには泣き出してしまい完全に俺はクラスで悪者となってしまった。
さらに悪いことには(?)ゆりちゃんの親がPTAの会長であり両親とともに菓子折りを持って謝罪に行かなければならなかった。
「ゆりちゃん、ごめんなさい。」
『いいよ、仲直りしよう。』
ゆりちゃんは少し泣きながらも許してくれた。
ただ、その間もずっとあの手はゆりちゃんの肩をキツく掴んでいた。
