たけちゃんと廊下で別れ、自分の教室へ向かう。
教室内は文化祭の話で持ちきりだった。
そうだよね、もうすぐで文化祭だし。
それに、今日の一限目が文化祭についての話だし。
「ねーねー、ゆずちゃんって綾斗と付き合ってるの?」
クラスの女子が席に座った私を囲んだ。
「えぇ?!私が?!付き合ってないよ!!
……それより、梨恵ちゃんの方がそれっぽいと……。」
「梨恵ねぇ…梨恵は何か違うよー。」
女子たちが笑いながら否定する。
うーん…でも梨恵ちゃんは綾斗君にお似合いだと思うけど…。
恋人みたいになかいいし…。
「えー、でもショックー。ゆずちゃんならすごくお似合いだと思ったのにー…。」
「え?!そんな事ないよ…!!」
……そんな事いっていただけて光栄なんですが…。
でもちょっと嬉しいかも…。
皆からよく好きな人いないの?って聞かれるけど……よくわからないんだよね。
3人には似たような感情を持ってるけど、
それを恋愛感情だとするとどんだけ好きな人いるんだよって感じだし…。
多分、居ないんだと思うなぁ…。
3人に対するあの気持ちは他の女子たちがキャーキャーしてるのと同じで、ただきゅんとしてるだけなんだと……。



