「えっと…あの……、」
いや、話振られるとか……っ……
でもあの言い方は梨恵ちゃんにも申し訳ないと思うし……。
な、何て言えば良いんだろう…。
「あれ?ゆずー。」
「たけちゃん。」
ナイスタイミング!!
私がたけちゃんの名前を呼んだ瞬間、優斗君に続いて、拓斗君に綾斗君が彼のほうを見た。
「あ、そうそう!!たけちゃんに聞いてほしい事があったんだよね!!……だから、私ちょっと…」
「あっゆずちゃん…!!」
私はハテナマークが飛び交っているたけちゃんの腕引っ張って、皆から離れた。
走ったせいで、気付けばもう下駄箱で。
「どうしたの?」
息一つ乱していないたけちゃんはすぐに私に問う。
「ううん、それより急にお泊まりしちゃってごめんね。」
「いや、全然良いんだけど…さ。
ゆずが春川兄弟とつるんでんのが気になったから。……いや、別につるんでるからどうってわけじゃないんだけどね。」
「あ、私ね綾斗君と同じクラスでね。
それで拓斗君とも優斗君とも良くしてもらってて。」
「あー、そうなんだ!!」
さすがに一つ屋根の下で一緒に住んでます何て言えない。
例え信頼できるたけちゃんでも、絶対に秘密。
……まぁ、バレたらそれはそれで…しょうがないけど…。



