*** 「綾斗ー♪」 「梨恵ちゃんっ、どうしたのー?」 「拓斗と優斗と綾斗と一緒に帰ろうと思って♪」 「あー……、」 放課後、綾斗君に梨恵ちゃんが話しかけてるのが目に入った。 綾斗君…梨恵ちゃんと帰るんだ…。 拓斗君と優斗君とも…一緒に…。 じゃぁ…私…3人とは帰れないや…。 一緒に住んでるのバレたらヤバイし…。 今日は……たけちゃんと帰ろうかな…。 「あ、梨恵ちゃんバイバイ。あと綾斗君もっ。」 私の名前を呼ぶ綾斗君を背に私は教室を出た。 胸がズキズキするのはきっと…気のせい。