「泊まり?それとも……、」 「うん。お泊まりが良い。」 たけちゃんは少し驚いた様子だったけど、何だか嬉しそうな顔だった。 まるで、本当の兄妹みたいな感じだから。正直、お泊まりに対して男だからって言う抵抗感はない。 楽しみだな…久しぶりのお泊まり。 ボーッと出来るこの時間、私好きだな…。 「ねぇ、電話鳴ってるけど。」 「うん。」 チラリと電話の相手を見てみると、綾斗君からだった。 ピタリと鳴り止むとまた鳴る電話。 よく見てみるとメールが17件、電話は6件も来ていた。