「今日は安静にしてね。薬、ここに置いとくから飲んでね。」
「うん。ありがとう。」
私は、綾斗くんの部屋を後にして優斗くんの部屋に朝食を運びに行った。
「優斗くん。体調どう?」
「……さっきより辛い……」
「えっ?!」
優斗くん……顔真っ赤だ……。
咳もたくさん出てるし……。
温めるとともに、冷やした方がいいね…。
冷やすために持ってきた冷え枕を優斗くんの枕に置く。
「冷たい……気持ちー…」
「あの、食欲って…ある…?」
「うん。一応。」
「朝食を作ってきました。」と私は優斗くんにお粥を差し出した。
「海鮮お粥だ……美味しそう…」
「…えへへ…優斗くんの料理には敵わないけど……」
「ううん……愛情がちゃんとこもってる良い料理だよ……頑張ったね…。」
優斗くんは体調が悪いにも関わらず、笑顔で私をよしよししてくれた。



