緊張で震える手をどうにか抑え、優斗くんのおでこに自分のおでこをあてる。 ……すごい……熱い… ついでに私も熱い。 唇が触れそうで触れないこの数ミリがもどかしくて。 ……ドキドキした…。 「ね、熱……高いね…。」 「ん……今日、学校…休む……ね…」 「分かった。」 「じゃぁね。」と火照る頬を見られないように顔をうつむかせて私は優斗くんの部屋を後にした。 …二人の事起こさなきゃ…