「うぅ……久しぶりに風邪引いたよぉ…」 優斗くんが作ってくれたお粥を口に運ぶ。 でも良かった。食欲はあって。 食欲のある私はぺろり、とすぐにお粥を完食した。 薬を飲んで数分。 効いてきたのか、だるさが少々とれ睡魔が襲ってきた。 「……けほっ……さむっ……」 風邪のせいで布団の中にいても寒く感じる。 私は、布団の中でうずくまりながら、そっと目を閉じ深い眠りへとおちた。