イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!



【ゆずside】


…え、今何て、


「ゆずの全部。全部が欲しい。」


「お前は俺の事どう思ってる?」何て問いをぶつけてくる拓斗君。

頭が混乱して、ドキドキして…。
そんな状況の中でも、はっきり分かるのは拓斗君と私は“一緒”だと言う事。


それがどうしようもなく嬉しくて。
ただただ、嬉しくて。止まっていたはずの涙がまた溢れだした。


今度は少し違う涙。好きが溢れた涙だ。


「わだじも…、」

涙が、嗚咽が、喋る事を邪魔する。


「わだじも…拓斗ぐんが、ほじいでずぅ…」


子供みたいにビャービャー泣く私を拓斗君は勢いよく、強く抱き締めた。


「ずっと欲しかった言葉。やっとお前の口から聞けた。」


どこか安心した声に、涙と火照りが止まらなかった。



「「あーあ。俺たちの負けかぁ。」」