意識失って、気付いたら知らねー部屋居るんだから。怖かったよな。
頭を優しく撫でながら、背中をさする。
ゆずの呼吸が少し安定してきた。
「ごめんな、遅くなって。」
「う…ううん。大丈夫だよ、怖かったけどこうして助けてくれたから。」
「ありがとう」と涙を流しながらも頑張って笑顔を作るゆずを見て、胸がどうしようもなく締め付けられた。
あぁ…俺は今、とんでもない事を言おうとしてる。
「拓斗…くん?」
…ゆずは俺の事どう思ってんのかな。
ゆずは、俺の事好きじゃねーのかな。
こんな事考えんの、もう疲れた。
「俺、お前が好き。」
「え…?」



