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公園を出て、歩いて数分後の出来事。
「わり、ちょっと自販寄らせて。のど渇いた。」
「あ…!それならっ!」
私のお茶の入った水筒…はダメか。
私が間接キスを意識してしまう…。
「ごめん、何でもないっ。」
スタスタと自販に駆け寄る拓斗君の後ろを駆け足でついていく。
…拓斗君ならお水が似合うなぁ。
ちょっとクールな一面もあったりするし、
何て思った矢先、彼が選んだものは、
(…い、いちごみるく…!!)
あまい、あますぎる!!
拓斗君にいちごみるく…!!
似合わないようでちゃっかり似合ってしまっているこのギャップ…!
わ、私も今度いちごみるく買おう…。
拓斗君が自販を眺めながら言った。
「俺いちごみるく好き。」
好き…!!
ダメだ…今の私は好きという言葉に敏感で…、
「そ、そうなんだ!!…ん?!」



