もう無理だと唇を離そうとした時、綾斗君は私の腕を掴んで離す事を阻止した。 「……んん…。」 ……あ、何かクラクラする…。 良い匂いだな……綾斗君…。 ……長い…長い……深いキス。 唇が離れた時もその余韻が残っていて。 「消毒。」 「しょ……うどく?」 「拓斗とキスとかムカつくから。消毒。」 少しだけ顔が赤い綾斗君が何だか可愛い。 「これ二人だけの秘密ね?」 いたずらっぽく笑った綾斗君につられて私も笑った。 「うん、秘密っ。」