【ゆずside】
「綾斗君は劇あるから一緒に行動出来ないけど、応援してるから頑張って!!」
「うんっ♪ありがと、ゆずちゃんっ。」
明るい表情の綾斗君を見届けた私は、わざわざ迎えに来てくれた二人と一緒に教室を出た。
「今日はゆっくりしよーぜ。」
「そうだね、昨日はハードに動きすぎたもんねぇ。」
私の足を気遣いながら歩いてくれる二人を見ると自然と笑顔になれる。
今日の文化祭も楽しめそうだなぁ。
……そんな事を考えているとスマホがメールを知らせるバイブレーションを鳴らした。
「…あ、綾斗君からだ…。」
そのメール内容は今すぐ体育倉庫に来てほしいとのこと。
体育倉庫行って何するんだろ…。
そんな疑問が浮かんだけど、多分何か手伝ってほしい事とかがあるのかも。
「二人ともごめん。何か綾斗君に体育倉庫に来てって言われて……、だから行ってくるねっ…!!」
「あ、ちょっ……ゆず…!!
「ゆずちゃん…?!」
私はすぐに体育倉庫へいくため、
申し訳ないと前で二人に両手を合わせて、足に負担がかからない程度に小走りした。



