「じゃぁ…暇になっちゃったし…他のクラスに行って文化祭楽しもうかな…。」 「え、ゆずちゃん…その人とどこ行くの?」 「たけちゃんの所、甘味屋やってるから。そこに行ってくるね。」 正直ね、今はこの教室に居づらい。 心配してくれるのはすごく嬉しいのに、 今はそれがとても苦痛。 たけちゃんの腕に掴まりながら私は教室を出ていった。 …皆から心配される視線を感じながら。 ……劇がどうか成功しますように…。 どうか…主役の二人が…成功しますように…。