「アオイの眼も、海と同じ青だね。」 アオイを見て言った。 深い青の眼 青と言うより、蒼と言うべきか。 初めて会ったとき、そのマリンブルーの眼に、吸い込まれそうだと思った。 綺麗すぎる蒼 果てしない蒼の瞳の中に、じっと見つめる私。 「俺も好きだ。」 アオイが、小さく呟いた。 海岸に腰を下ろすアオイに、ソッともたれかかった。 私の右手に、アオイが左手を重ねる。 それが、とても心地良い。 この距離が、とてつもなく落ち着く。