【完】狼様の最愛。









家族が多くて羨ましい。



兄弟なんて、私には上も下もいないからなぁ。





「あ、忘れてた。俺の妹、ちょっと変わってるけど引かないでやってくれな。」





え、変わってる……?





「んじゃ入るぞ。ただいまー。」



「「おかえりーっ!!」」





遥の言葉に出て来たのは小さな女の子と、女の子より更に小さいミニミニな遥。





「にぃにぃ、だぁれー?」





ミニミニ遥君を抱き上げる遥。



本当に小さい……。





「この人達は、俺の友達。んで、雛と最愛。コイツは俺の弟の空(くう)。今年で三歳。」





空君は遥にしっかりとくっついて、頭をペコリ。





「そして、俺の足元にいるのが……。」



「甘栗悠(ゆう)です。六歳です。よろしくお願いします。」





……わお、しっかりしてる。