【完】狼様の最愛。









やっぱり、疲れてるのかな……。





「甘栗遥の家……? ……俺も行く……。」



「ダメ!」





「は?」


「え?」





私の突然の言葉に、アオイと雛ちゃんはハテナを浮かべる。





「あ、アオイは来ちゃダメ。……今日はもう、ゆっくり休んで。」





今にでもアオイが倒れそうで、怖い……。





「……お前をアイツに預けるわけにはいかねえ。俺も……。」



「だね! やっぱりあたしも最愛の意見に賛成! 葵君は家でゆっくり休んでて!」





そんな私の心情をわかってくれたのは雛ちゃんだ。





アオイの言葉を遮って、雛ちゃんは私の隣にやって来る。