【完】狼様の最愛。









「遥の家? なんで?」





雛ちゃんが聞いて、私も頷く。





すると遥は少しすまなさそうな顔をして



「俺の妹が、二人に会いたいって言ってて……。」





遥の妹?



遥に妹、いたんだ。





「そもそもなんで遥の妹が、あたしと最愛のこと知ってるの?」



「いや、その……色々、とな。」





言葉を濁す遥。





……何となく、予想がつく。



自分の感情に素直な遥だから、雛ちゃんのことが好きなこと、妹ちゃんにバレちゃったんじゃないのかな。



うん、なんかそんな気がする……。





「け、決して! 妹と恋バナしてて、そんな話になったわけじゃないからな!!」





あ……当たったみたい。