「フッ……可愛い反応。」 アオイがボソッと耳元で呟いた瞬間 「バカーーーッッ!!」 ……気づけば私は、ありったけの力でアオイの頬を叩いてた。 「も、もうっ、先に行くから!!」 唖然とするアオイを置いて、私はバスから降りる。 運転手さんは何だ何だ?、と頭を傾げてた。 「いてぇし……。」 直ぐに追いかけて来たアオイが、自分の頬を触りながら一言。 「……強くしすぎた、ごめん。」 「そこは殴ったことを謝れよ。」 それは絶対謝らない。 だって、ドキドキさせたアオイが悪いんだし……。