「人らしく生きたいのなら、二度と山には来るな。」 その時思い出した、アオイの言葉……。 「なんでアオイは、あんなこと言ったんだろ……。」 胸が痛くなって、胸辺りの服をギュッと掴んだ。 アオイ……、アオイ……。 近くに聳える、赤坂山を見る。 今思えば、アオイはこの村に来て、初めての“友達”だったのかも知れない。 遥は、どうなんだろう。 仮に遥が友達だと考えても、アオイは、遥より雛ちゃんよりも、先に友達になってたんだ。 自分とアオイの関係がイマイチわからなくて、何だかモヤモヤする。