パッンパッンパッン！


部屋の中でクラッカーの音が鳴り響いた。


暗かった部屋の中の電気がついて私は驚いた。



目の前には、三人の執事と大きなお誕生日ケーキがあった。




「だ、誰！？」



「お誕生日おめでとうございます、今日から私どもがアリア様の執事となります、よろしくお願いします。」



「執事ーーーーー！？」




すると、ドアが開いてお父様が入ってきた｡



「どうだ、気に入ったか？」



いやいや、気に入るとか…｡



「ちょっとまって、何で執事が三人もいるの？」



「マリアは17歳になったから色々覚えてもらわないといけないことがいっぱいあるんだ｡」




だからって、三人も｡