オークション!!~五億円で買われた私~

「ごめんなさい!!ごめんなさい!!!


そういうつもりじゃなくてっ…。」


すると、修也さんは黙って私の頭を撫でた。


「……ふっ……そんな小動物みてぇに縮こまるなよ。


別に怒ってる訳じゃねえよ。」


見上げると、修也さんは優しそうに微笑みかけていた。