「それにしても、驚いたぞ。


70くらいの婆さんに5年間化けてたんだろ?

お前。」


「ふふふ…


生きるためよ。」


こいつにも……辛い思いをさせてしまった。


側にいられたら、また違ったかもしれない。


「……ま、もうそんな話どうでもいいか。


俺達に、時間は眠くなるほどあるんだから。


……冥府でも、散歩に行くか?」