「小春ちゃんも、
昨日は無事だったです?」
「……えと……。」
修也さんがワシワシと頭を撫でてきた。
「無事じゃあねぇな。
昨日の夜は、すげえ感じてたよな?小春。」
「……修也さん……恥ずかしい……。」
東宮君がジタバタしているのを
平井君が押さえ込んでいる。
「見せつけんな!!!リア充共がァァァァ!!!!
不純異性交遊だよ!?その時点で高校生じゃないよ!?
俺はそんな不埒な誘惑に打ち勝ち、日々勉強頑張ってんだぞ!?」
「やめてぇや司。
不埒な誘惑に打ち勝ててへんのは
お前も同じや。
俺は知ってるぞ……
お前が部屋にこもって夜何しとるんか…」