手紙はそこで切れていた。


でも…机の下の方に、


"痛い痛い痛い

怖い"



と、殴り書きで書いてあった。




「………っ……っっ……う……っ




お前は………っ…バカだなぁ……



こんな………なんにも出来ねえダメ男に……



それでも愛想尽かさずに、
"ずっと…愛してる"って……………


終いには……自分の命も捨てて………



俺の……為に………



…………嘘だろ………



俺は……お前に……



何もしてやれてない……



….与えたのは……



底知れない絶望だけ………」



俺は小春の骸を抱き締めた。


でも…すごく冷たくて……


抱き締めても抱き締めても、


ぐにゃぐにゃ曲がって……

全然小春じゃなくて………