やばい、と思って私は教室から離れた。


屋上に向かい、心を落ち着かせようと思って持ってきていた漫画を読もうと思ったが、やめた。



もしあの教室に入ってたらきっと私はこうなるだろう。



ただいま想像中です。


ガラガラ


「あれ?お前昨日のマンガ喫茶店から出てきた女。」


「あっ、あのときのイケメン君!」


さしてクラスのみんなが騒がしくなり、こんな言葉が飛び交ってくる。


「えぇー、白塚さんてマンガオタクだったの?」

「キモ、キモ、キモ、キモ。」