翌日 ────── カタカタカタ… 「おーい、小松さーん」 「…はい、何ですか」 「書類終わりそう?」 「まだかかりそうです」 「そっかー… やっぱり半分、手伝おうか?」 「…何度も言ってますけど、大丈夫です。ちゃんと仕上げますから。」 さっきから、これと似たような会話を何度となく繰り返している私と平岡さん