みぃとゆうちゃも気づいたみたいで驚いている。 「ね、ねぇ、花。今、晃先輩…"三浦"って呼んだよね…花のこと。」 そのゆうちゃんの問に私とみぃが高速に頭を縦に振る。 私は最早声すらも出なかった。 晃先輩が、あの、晃先輩が私の名前を覚えててくれた。 私は嬉しすぎてもう授業になんか集中できなかった。 柔らかいアルトの優しい声で私の名前を呼んだ晃先輩。 その日の授業は晃先輩のことで頭がいっぱいだった。