好きな人はニセ彼女。



(だから、城田さんだって………)


そんな言葉は飲み込んで、もう一度目線を戻した。


『その子ってさ、私の知ってる子?友達?』



………。

友達?知ってる子?



“城田さん=城田さんの知ってる子”

これは成り立つのだろうか……。



「…………多分」


とりあえず曖昧な、返事を返した。


オレにだって、よくわからないんだし。


でも、そんな会話でも城田さんとの会話だから

少し浮かれてる。