*** 『夏目くん、一緒に帰ろ』 “いつも”のように城田さんが、そう言って微笑む。 …………きっと、最後の“いつも” 「うん、分かった」 だからオレも、いつものように いつもと同じ台詞を言った。 __一緒に帰ったり、笑って話したり、 そんなことももう、出来なくなるんだな。 駄目だ、嫌だそんなの。 ___でも、それは無理だから。