好きな人はニセ彼女。




__私が馬鹿だから、分からないのかな。

それとも、誰にも分からない?



『で、分かってんの?』


「ごめん……、さ、さっぱり………」



私がそう言うと、『どーするか……』と呟いてた。







私たちに比べたら大きい教室の空間と、

私たちがいる小さな空間。



まるで瀬戸の声しか聞こえないくらいに、

瀬戸の声だけに耳を澄ませてた。




大好きな、その声に。