急に明るくなった昇降口。 その時、ハッと今の自分の状況に気付いて、あたしはパっと遥斗の腕を振り払った。 「ご、ご、ごめんね!!あたし、本当に雷が苦手でさっ。迷惑かけてごめんね」 へへっと笑うと、遥斗はむすっとした表情を浮かべる。 「何でそんなに慌てて離れようとするわけ?」 「そ、それは……他の生徒に見られたら、あたし達の関係を勘違いしちゃうじゃない?」 「いいじゃん。勝手に勘違いさせておけば」