「えっと、今月の貸し出し人数は……――」 手元の表に数字を書きこんでいく作業に入ると、それをジーッと見ていた遥斗が口を開いた。 「大変そうだね。手伝おうか?」 ニコッと柔らかい笑みを浮かべた遥斗にあたしは目を輝かせた。 「嘘!!いいの?」 案外いいところもあるんじゃない!!