「痛い?」
「ううん、大丈夫だよ……。ありがとう」
あたしの顔色を伺ってくれる遥斗の優しさに胸の中が温かくなる。
こういう優しいところ……昔から変わってないなぁ。
好きという気持ちが溢れ出して、あたしは遥斗の背中にギュッと抱きつく。
「そんなことされるとヤバいかも。俺、余裕ない。止められなさそう」
苦しそうな表情の遥斗に微笑む。
「止めないで……。あたしも……遥斗と一つになりたいの。遥斗が……欲しいの」
バチッとぶつかり合う甘い視線。
「あのさ、そういう可愛いこと言われると、マジで理性効かなくなるから」
遥斗はクスッと笑いながらあたしの髪を撫でた。



