太陽が沈みかけている。 薄暗い部屋の中であたしはベッドの上で身をよじっていた。 「杏……、大丈夫?」 「うん……大丈夫だよ……」 いよいよその瞬間が訪れた。 痛みに思わず顔をしかめると、遥斗はそっとあたしの髪を撫でる。