甘々いじわる彼氏のヒミツ!?

何だろう、この雰囲気。


じっとりと背中に嫌な汗をかく。


「忘れちゃったとか?ひどいなぁ、あんなに仲良くしてたのに」


「え?」


「この公園で一緒に遊んだじゃん。覚えてない?俺は一目見て杏だって気付いたのに、ひどいなぁ」


ねちっこい口調に聞き覚えがある。


それに、目つき。


いつも鋭くて尖った目つきをしていた大っ嫌いな人物を思い出す。


「ここまで言っても分からない?杏って昔からバカだったからね。まったくしょうがないなぁ」


ヒロキ君はそう言うと眼鏡をスッと外した。