甘々いじわる彼氏のヒミツ!?

驚いて振り返ると、ハァハァと息を切らした遥斗がいた。


「なに……?」


「何で逃げてんだよ」


低く感情を押し殺すように言う遥斗。


あたしはその手をパッと振り払った。


「……何で追いかけてきたのよ……」


キッと遥斗を睨みつける。


「遥斗の気持ちはよくわかった。あたしよりリカコの方がいいっていうことも分かったから」


「は?なんでそうなるんだよ」


「だってそうでしょ!?遥斗はあたしとの1か月記念日よりリカコとのデートを選んだんだから!!」


そう叫ぶとそれが現実であると再認識して胸が締め付けられた。