「あたし……もうリカコのこと大っ嫌い!!二度とあたしに近付かないで!!」 リカコに女友達がいないことも知っていた。 リカコが困った時にはあたしを頼ってくることも知っていた。 逆に、頼れるのはあたししかいないことも分かっていた。 だからこそ、突き放した。 あたしが一番大切に想っていた遥斗に手を出すなんてひどすぎる。 昔からワガママで自己中で、自分の思い通りにしないと気が済まなかったリカコ。 そんなリカコは苦手だったけど、心のどこかでいつも彼女に気をにかけていた。