事の発端は、リカコが遥斗をちょうだいと言い出した翌日。 リカコと同じクラスの女子達があたしの教室へやってきてこう言った。 『リカコ、遥斗君のこと狙ってます!!あの女に遥斗君を取られないでください!!』 頭にクエッションマークが浮かぶ。 校内のアイドル的存在の遥斗と付き合ったあたしをあんなにも非難していた彼女たちの態度が手のひらを返す様に変わった。 『あの女にだけは、遥斗君を取られたくないんです!!』 必死にそう頼み込む彼女たちは、相当リカコのことが嫌いらしい。