その途端、キャーという悲鳴にも似た叫び声があちこちから上がる。 「見て!!遥斗君、今笑ったよ~!!超カッコいい!!」 「ヤバくない~!!イケメン過ぎ!!!」 ざわつく食堂内。 だけど、上条君は周りを全く気にしていない。 彼は転校した先々でこういう現象を体験して、慣れきっているのかもしれない。