「そうなんだ……。あたし、バカだね。先輩のこと何も知らずに憧れて隠し撮りまでして……遥斗の言う通り、本当にバカだ」 あははっと自分に呆れながら笑うと、遥斗は再びあたしの手を掴んだ。 驚いて顔を持ち上げると、遥斗と目が合った。 「つーか、せっかく来たんだし今度は観覧車に乗ろうよ」 遥斗はニッと笑うとそのままあたしの手を引き、観覧車に向かった。