「あたしは朝井涼子。で、この子が瀬名杏」 涼子と上条君は楽しそうおしゃべりをしている。 すると、涼子は感心したように漏らした。 「えー、上条君って一年なの~?大人っぽいし、落ち着いてるね」 ……はっ? 「そんなことないですよ」 嘘でしょ。 まさかの一年だったなんて!! 年下のくせに……慰謝料だなんだってキスまでしてくるなんてなんて生意気な!! その時、ふと幼い頃の嫌な記憶がよみがえってあたしはそれを遮断するように唐揚げを頬張った。