甘々いじわる彼氏のヒミツ!?

「えっ……?」


「あー、うざ。ガキってやっぱ嫌いだわ。杏ちゃん、いこう」


苛立っているのか眉間に皺を寄せて口をへの字にする先輩。


先輩はそのままグイッとあたしの手を引いて強引に歩き出した。


「あの、先輩。そんな言い方ってないと思うんですけど……」


「……は?」


「先輩が突然歩き出したからあの子にぶつかっちゃったんですよね?それなのに、舌打って……」


「あぁ、そんなこと?ていうか、せっかくデートしてるんだし暗くなる話はやめようよ」


サラリとそう言って涼しい表情を浮かべる先輩。