「本当にごめん。血、出てるもんな。痛いよな」 「いえ、大丈夫です」 「その足じゃ、歩けないだろ?」 先輩はそう言うと、スッとその場にしゃがみこんでポンポンッと自分の背中を叩いた。 「乗って」 「え?」 「おんぶしていくから」 「えぇ!?おんぶですか!?大丈夫です!!自分の足で歩きます!!」