「お姉さん、ほらっ、頑張って」 歩道を走るあたし達に買い物帰りと思われる通行人のおばさんが声援を送る。 「がんばれー」 ママに連れられた2歳くらいの男の子が小さな手を振る。 走るのは苦痛だけど、校庭をグルグル回っているよりよっぽどましだ。 声をかけてもらえると、活力がわいてくる。 ありがとう。 苦しくて死にそうだけど、頑張るよ!! 応援してくれた男の子に苦しいのをこらえて必死で笑顔を作るあたし。 多分、相当ひどい顔をしているに違いない。