「ねぇ、遥斗。ユカ先輩のことなんだけど……」
飲み物を買いに自販機に行って、戻ってきたときにはユカ先輩たちがいた。
その成り行きを知りたくてそう尋ねると、遥斗はめんどくさそうにこう答えた。
「さっき自販機のところでたまたま会っちゃってさ。一緒に園内を回ろうって言ってきたから連れがいるから無理って断ったんだ。そしたら、今度は『連れって誰!?女!?』とかうるさくて、仕方なく連れてきた」
「そうだったんだ……」
「ごめん。嫌な思いさせて」
「いいよ。ブサイクって言われ慣れてるし。ジェットコースターに乗ってる時にもブサイクだのブルドッグだの言われたし?」
嫌味交じりにそう言うと、遥斗はハハッと笑った。



