「ちょっ、遥斗……――どうしたの?何熱くなってんのよー」
「キモいとかブスとかそのセリフそっくりそのまま返してやるよ。アンタ達より、杏の方が100万倍可愛いから。顔も性格も」
「ハァ!?」
「じゃ、そういうことで。もう俺の視界に入んないで。目障り」
「め、目障り!?遥斗ってマジブス専!!もういこっ!!」
先輩達はしばらくごちゃごちゃと文句を言っていたけれど、遥斗が無視を決め込んだことで、捨て台詞を吐いて帰っていった。
「で、この子どうしたの?」
「実はね……――」
あたしが事情を説明すると、遥斗はニッとミホちゃんに笑いかけた。



