よしよし、この調子。
立て続けに動物のものまねをしてそろそろレパートリーがなくなるという時、ようやくミホちゃんが泣き止んでくれた。
あぁ、よかった。これで迷子センターに連れていける。
ホッと胸を撫で下ろしていると、後ろから「マジキモいんだけど」という女の声がした。
驚いて振り返ると、2人組の女の人と遥斗が立っていた。
「あっ……遥斗……――この子ね、迷子で……――」
「ねぇ、遥斗。遥斗の連れってこの子?」
あたしと同じ制服を着ている女子高生。
よく見ると、派手で有名な3年生のユカ先輩だった。
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