涼子の話通り、入山君は本当に素直で優しくていい子そう。 うまくいくといいな……。 二人の背中を目で追いながらそう願う。 とその時、頭のてっぺんに痛いほどの視線を感じた。 「……――入山のことそんなに気に入った?」 「えっ?」 「ああいう優しい男が好きなんだ?」 「確かに入山君は優しいし、可愛いし、素直だけど、別に……――」 何とも思ってないよ。 そう言う前に、遥斗の唇を塞がれた。