入山君に笑顔を見せちゃダメ? どうして? って、よくわからないけどまぁいいか。 「あー、はいはい。分かりました!!とにかく、早く出よう!!」 今はのんきにおしゃべりしている場合じゃない。 遥斗の話を右から左に聞き流す。 これが最後の難所になる。 「あ、お化け」 「嘘、ヤダ!!ぎゃーーーーー!!!」 結局、あたしはギュッと目をつぶり遥斗に体を任せた。